虚無僧尺八の世界 京都の尺八Ⅱ 明暗真法流 鶴の巣籠

傷ついたつがいの鶴が朝焼けの中を飛来し、巣を作り、卵を孵し、雛を育て、やがて子別れし、死を迎えるに至るまでを、具象的に描写している。鶴の一生を通して「大慈大悲」を表す曲。具体的なストーリーを持つ曲は虚無僧本曲には非常に珍しい。

 

(日本伝統文化振興財団/VZCG-8570~1)5,400円